2009年09月29日
栗 其の弐




ジップロック中サイズがパンパンに膨らんで、目一杯入ってました。ご近所さんから戴いたのだそう。
「こ〜んなに戴いたのぉ!?」反射的にそう叫びましたよ。皮を剥く手間を考えたらば、お裾分けにしては沢山の量の『栗きんとん』。「どの位の栗、茹でてどうやって剥いたのかしら。何か剥き方があるのか、今度聞いてみなくちゃ。」と母。
「そ・だね―。」
見ていると、それをお皿にボッテリ無造作に出してくれたので、「ねえ、折角だからもうちょっとこう、漆の器か何かに盛り付けて、お上品にいただかない?」と言葉にしようとした途端、「お父さんなんて、まるでダメ。(何々いきなり)やんなっちゃう。折角いい器に綺麗に盛り付けても、ぜーんぜん気が付かないし感想もなくてペロリと食べちゃって…。旨いとしか言わなくて…。」と昨日の出来事らしき事を母が呟いた。
(「あ。そうだったの。」)
思うところもあり、感想を述べようとしたけれど、私は私でその後したい事があり、この話題をいま広げたら、広がり過ぎて解放されない危険性があり、又、あらぬ方向へ展開してゆくのでは?と言う動物的勘も働いて、その話題には触れずに「まあね〜。そうそう、お茶お茶。何のお茶いれるぅ?」「静岡からいただいた、お新茶、まだある?お姉ちゃんのところに。」「あったと思うよ。そうしよう。そうしよう。」と一袋残していた静岡新茶の封を開けた。「だけど○○さんのおばちゃん凄いね〜。よくやるね〜。お母さんも色々やるけど、○○さんのおばちゃん世代の人もこういう事するんだね〜。世代じゃなくて○○さんが、する人なのかね〜。」と口にした。
「だって小布施だから。これ、小布施の栗なのよっ。全部。」
「(そう来たか…)そうだったね。生まれ。でも小布施の人がみんなやるとは限らないでしょっ!(^-^)/」
(大体ここらで話の矛先は私に向かって来る…いつもなら。「貴女も見習ってこれ位の事しなさい。」とか何とか。しかし私は「栗」を茹で母にもお裾分けしていたのだ。あ―良かった。)
「日にちが経っちゃったから、取り出しずらいね。これも。」などと、栗きんとんをきれいに平らげ、私の茹でた栗を出してきて、栗の剥き方談義に花を咲かせては「栗」はむ母娘なのでした。
さてさて今年は渋皮煮を作るところまで行くでしょうか。
Posted by ことのは at 04:53│Comments(2)
│徒然考
この記事へのコメント
栗とか芋とか、女性は好きですよね!
うちも栗を大量に拾って来て茹でたまでは良かったけどそのままにしといたら固くなって全部パーです(泣き)
うちも栗を大量に拾って来て茹でたまでは良かったけどそのままにしといたら固くなって全部パーです(泣き)
Posted by ゆたか at 2009年10月13日 09:50
ゆたかさま
栗とか芋!
好きですよ~っ^^
サツマイモも美味しいですが、ジャガイモも好んでよく食べますね~。
栗は、そのときしか食べられないので、特に味わいながら食してます!!昨日もいただいたので、茹でました。美味!
渋皮煮にしたいのですが、なかなか余裕がなくて。直に調理しないと虫が出てくるし。。。
栗:固くなっちゃいましたか~。それは泣きが入っちゃいますね~。
栗とか芋!
好きですよ~っ^^
サツマイモも美味しいですが、ジャガイモも好んでよく食べますね~。
栗は、そのときしか食べられないので、特に味わいながら食してます!!昨日もいただいたので、茹でました。美味!
渋皮煮にしたいのですが、なかなか余裕がなくて。直に調理しないと虫が出てくるし。。。
栗:固くなっちゃいましたか~。それは泣きが入っちゃいますね~。
Posted by ことのは
at 2009年10月15日 04:48
